中居正広を擁護し炎上した芸能人、その内容詳細まとめ

中居正広氏の性犯罪の全容が明るみに出て、今まで擁護してきた芸能人たちについても注目されています。
中居正広氏を擁護していた芸能人、芸人一覧とその発言をまとめました。

Contents

中居正広を擁護した芸能人一覧

中居正広氏が起こした性犯罪に関する第一報が週刊誌によって暴かれてからというものの、多くの人がその内容を疑い、中居正広氏をかばう発信をしていました。

以下が中居正広氏を擁護した、と認知されている著名人です。
中には第三者委員会の報告後「中居正広氏を擁護したわけではない」と発言を否定する方もいますが、擁護した疑惑のある人も一覧にいれています。

  • 古市憲寿
  • 山里亮太
  • 立川志らく
  • 要潤
  • 楽しんご
  • エハラマサヒロ
  • カンニング竹山
  • 武井壮
  • 乙武洋匡
  • モト冬樹
  • 箕輪厚介
  • 太田光
  • GACKT
  • 笑福亭鶴瓶
  • 和田アキ子
  • 北川悦吏子
  • 那須川天心

中居正広を擁護した芸能人の発言内容

擁護した芸能人の内容の前に、一旦中居正広氏の犯罪報道から第三者委員会の報告までをかいつまんで時系列でまとめます。

  • 2024年12月19日、女性セブンで中居氏が女性との間でトラブルを起こしたと報じられる
  • 2024年12月25日、週刊文春でスキャンダルの全貌として中居氏が示談金9000万円を支払ったと報じられる
  • 2025年1月9日、中居氏公式サイトで声明。トラブルを認めつつも暴力はなかったと一部否定。示談したことにより芸能活動を支障なく続けられることになりました、との内容が批判を浴びる
  • 2025年1月23日、中居氏有料会員サイトで芸能界引退を発表。
  • 2025年3月31日、フジテレビは第三者委員会の調査報告書を公表。

擁護とは言い切れない内容の方もいますが、中居正広氏に忖度している、被害者より加害者側に寄った発言をしたと世間から非難され、炎上した芸能人とその発言を以下まとめています。

古市憲寿

1月24日、世間が中居氏の行った犯罪に対する批判が強い最中、中居正広氏をサポートする内容のポストをしたことで炎上。

さらにテレビ番組「とれたてっ」では誘ったのはA氏ではなく中居氏だったという週刊文集の誤報に対して
「誤報した週刊文春は廃刊したほうがいい」「週刊文春は人を不幸にするから廃刊にしたほうがいい」とコメントしたことでも批判されました。

山里亮太

1月29日の『DayDay.』で出演したMCの山里亮太氏。

結局、フジテレビは関与してなかったってことになるわけでしょ。そうなると、もう騒動の根本が違うわけで。間違っていたと言ったからって、派生したことはもう、取り返しがつかない。ことの発端が誤報でしたって、ものすごい怖いこと」との発言が炎上しました。

当時はまだ第三者委員会の調査を待つべき状況ではありましたが、その現段階で「フジは関与していない」と言い切る山里亮太氏の姿勢に被害者に寄り添っていない、人権軽視しているとの批判が殺到しました。

第三者委員会の調査発表後は

「報告を見たときはかなり厳しい対応だなと…衝撃を受けました」
「残念でした。こんなことがあったんだって、憶測だって言われることもあった中で、かなり厳しい形で出たことで衝撃は隠せないなと思いました」
と発言。

依然として「残念」などという言葉で中居正広氏側に寄り添うような発言をしたことで再度炎上しました。

立川志らく

1月24日、スレッズにて発信した以下の内容が炎上。
「マスコミや世間のせいで中居君は仕事を失った」などの発言が非難を集めました。

仕事を失ったのはマスコミのせいではなく事の発端である事件を起こした中居氏本人であり自業自得では?と責めるべき対象を誤っていると批判されています。

要潤

炎上したのはXでの1月23日投稿のポスト。
辞めないで欲しかったその相手が誰がとは言っていませんでしたが、タイミング的に中居正広氏が芸能界引退発表した直後だったため、中居氏に関することだろうということで以下の内容が大バッシング。

「中居は人格者、辞めないで欲しかった」
「被害者も加害者も救済を受けられる社会になって欲しい」といった発言が、性犯罪の非道さを軽視しているとして批判されました。

この投稿は以下のXポストのとおり要潤氏より「反響が大きかった」として現在は削除されています。

楽しんご

まず示談は「口外禁止」はあくまでオプションであり、当事者同士の努力義務に過ぎないにもかかわらず、間違えてとらえていること。
そして人生を潰されたのは被害女性であり、被害者である女性を責めるのはお門違い。ということで、楽しんご氏の道徳が疑われ大バッシングされました。

エハラマサヒロ

1月22日、「何をやったかも定かではない」状況であるにもかかわらず「法を犯してもいない」と断言するエハラマサヒロ氏の以下のXポストが炎上。

そもそも1月22日の段階では中居正広氏本人は犯罪的行為を認めているにもかかわらず、この発言はヒムパシーだと批判されています。

カンニング竹山

1月18日、関西テレビ「ドっとコネクト」出演の際、
「確かに概要だけ見ると『フジテレビさんが悪いところもありそうだな』というのはあります。でも、『ある』とはわれわれ言えないと思うんです。中居さんもそうだし、被害者の方もいらっしゃるし、そこを一個一個ていねいに見ていかないと、これってとっ散らかっちゃってグチャグチャになっちゃって終わるから、今こうやって見守っていくしかないかなと思います」と発言。

さらに1月23日、フジテレビ系「めざまし8」でも
「ぼくもフジテレビに育ててもらってるし、フジテレビを見て育ってきた。出入り業者ですがフジのことは大好き」
「会社全体でそういうのをやっていたというのは、ほぼないと思う。「会社全体でそういうのをやっていたというのは、ほぼないと思う。上納とかいろいろ言われているけど、見た事も聞いたこともない」と発言。

女性を差し出す上納はない、と竹山氏は断言していましたが、その後立川雲水氏のXポストにより、そんなはずはないと発言があったことで竹山氏は悪事を見て見ぬふりもしくは知らないふりをしているのでは、と疑惑を呼んでいます。

武井壮

武井壮氏も中居氏を擁護した、と世間に認識されています。
それは以下の内容が中居氏の引退が発表されたのと同じ1月23日に投稿されたためです。

ですが、続くポストいわく、「ゴルフをしていた最中、花の茎にくっつくようにボールが止まってて打ちにくかった」ためこの内容を投稿したとのことで、中居氏とは関係ないと説明しています。

真偽のほどは分かりませんが、このタイミングで匂わせるポストをしている時点で言い訳がましく苦しいと批判されています。

また、現在は削除されていますが、武井壮氏は以下別のXポストでも芸能界に性犯罪は存在しないと断言、被害者に寄り添わない発言をしています。

乙武洋匡

擁護したというよりは、Xでの文春に対する批判的発言が「責めるべきは文春ではなく、ことの発端であるフジテレビと中居正広氏の責任では」「被害者を軽んじている」と批判されました。

乙武洋匡氏といえば5人の女性と不倫をしていたことを週刊新潮に暴露された過去がありますね。
女性蔑視が根底にあるので男性加害者に対して同情的なのでは、また週刊誌への個人的な恨みがあるからこの発言ができるのだろうと言われています。

モト冬樹

モト冬樹氏が中居氏を擁護したのは1月5日、の自身のブログ「中居正広君の問題 」と題して投稿しています。

この問題

わからないことが多い

まず

なんで

そんなに多額の示談金だったのか?

解決したなら

守秘義務があったはずなのに

なぜ発覚したのか?

中居君て

俺もそうだけど

他の芸能人からも

いい印象しかないんだよな

まぁ

なにはともあれ

中居正広君は

この芸能界にとって

無くてはならない人だから

この問題

早くスッキリして欲しいよな

「わからないことが多い」としながらハナから中居正広氏を個人的な仲の良さから判断して擁護する姿勢に、「被害者を置き去りにしている」「印象がよければやったことは帳消しになるのか」との批判が殺到しています。

箕輪厚介

1月23日のXポスト

「優しさで罪は消えない」「言うべきではない、というのは炎上を恐れての発言であって、被害者の気持ちなど考えていない」などと批判されています。

また、箕輪厚介氏は以前女性ライターへのセクハラを週刊文春に暴露されて謝罪した過去があります。
性犯罪への認識の甘さがもともとあり、性犯罪を犯した男性に対しても甘く共感できるのから中居氏に同情的なのだろうといわれています。

箕輪厚介氏のセクハラ問題に関しては、Xポストでも認めるような発言をしています。
自分の人生を見つめ直し精進した結果、性犯罪者を擁護しているのかとも批判されています。

太田光

1月26日放送のサンデージャポンにて中居氏の芸能界引退に関して以下のようなコメントをしました。

「中居君は、自分なりに全て自分が悪いとフジテレビを守ろうとした。」
「中居君を使い続けたフジテレビは彼を守る責任がある」

との発言が「加害者同士がかばいあってなんの意味が?」「フジテレビは中居を守れと擁護した」「太田光はフジテレビと中居の擁護者」と世間に受け止められ、批判されてました。

また、太田光氏の中居正広氏引退についての解釈は中居氏の正義感を汲み取っていますが、世間からは中居氏は責任を逃れるようにして引退に逃げた、ただの保身と受け止められているため、太田氏の持論はさらに中居氏をかばっているように聞こえると炎上。

番組中で太田氏の話にうなずいて聞いている出演者たちに対しても、太田光氏への賛同とみられ、視聴者からはあきれの反響がありました。

GACKT

1月23日のXポストが中居氏擁護なのではと問題になっています。

「裏があるとしか思えない」というだけの発信なので意図が不明ですが、「フジテレビが中居氏に罪を被せて逃げ切ろうとしてる意味の裏」と読み取るXユーザーが多いようです。
その意図のポストだとすると、中居正広氏は悪くない、はめられただけという擁護の意味にとらえられます。

第三者委員会の報告後、事実と判明した今この声明に対してどう釈明するかが関心を集めています。

笑福亭鶴瓶

笑福亭鶴瓶氏といえば、公私共に中居正広氏と親交が深かった人物です。

笑福亭鶴瓶氏は中居正広氏の女性への性加害を起こす直前のバーベキューに参加していたこと、そのバーベキュー参加がトラブル関与を疑われ、その結果としてスシローのイメージキャラクターから降ろされたという一件があります。

笑福亭鶴瓶氏は週刊文春の取材に「中居を信じる、それだけや……」とコメントしており、「中居の潔白を信じているのか」と世間から批判されています。

和田アキ子

問題となったのは1月26日放送の「アッコにおまかせ!」での和田アキ子氏の発言。

「臆測ばっかりじゃないですか。週刊誌からはじまって、何がどうなってんのっていう」
「当人同士で示談してるのにどうして私たちが騒ぐのってあったんだけど。」
「引退というのは、残念です。いろんな意味で。本当のことを言うと、一切触れたくない。」

その前の週のアッコにおまかせ!では一切コメントをしなかったことで「露骨にスルー、触れることを嫌がっている」「身内に甘くコメントできないからだんまり決めているのか」と厳しい意見がよせられていた中での放送でした。

にもかかわらず「触れたくない」「引退は残念」「憶測ばかり」と擁護とも受け取れる反応をしつつも核心に触れずスルーを貫く姿勢に「芸能界の隠蔽体質が垣間見れる」と和田アキ子にがっかりする声が多数みられました。

北川悦吏子

1月23日のXポストにて、中居正広氏との思い出を振り返る投稿をしたことが擁護と批判されました。

「犯罪者を公の場で称えるべきでない」「被害者への共感のないこの声明はセカンドレイプ」と批判されました。

那須川天心

1月23日のXポストの中居正広氏擁護と批判されています。

このコメントに対しては「犯罪者が一人の人間の人生壊しておいて平気で公の場に立ち続けていたことは叩かれてしかるべき」「ダメなものにダメと言える世の中であるべき」とお叱りの意見が寄せられています。

中居正広を擁護した芸能人についてまとめ

これほど多くの芸能人や著名人が中居正広氏を擁護する姿勢を見せていることから、彼が周囲にとって「感じの良い人」「信頼できる人」として認識されていたことがうかがえます。どれだけ人当たりがよく、身近な人にとって「いい人」であったとしても、犯罪を擁護してよいものではありません。

多くの人から指摘されているのは、「自分にとって良い人だから」といって、その人の過ちや犯罪行為をなかったことにしようとする姿勢に対する違和感です。とくに被害者の視点がまったく見えてこないようなコメントが相次いでいることに、懸念の声があがっています。

一部のコメントからは、今回の行為の重大性を正しく捉えているとは思えないものもあり、「こんなことで」といった空気を感じさせる発言が見られるのも事実です。被害にあった方の立場に立ち、自分や身近な人が同じ目にあったらどう思うかという想像力が、今まさに求められているのではないでしょうか。

また擁護のコメントに共通して見られるのが、主語を曖昧にした発言です。誰とは言わないが残念なことになった、こうした曖昧な言い回しは、万が一その後の状況が変わった際に、「そんなこと言っていない」と責任を回避する余地を残しているとも受け取られ、結果としてさらなる不信を招く一因になっているようです。

芸能界という特殊な世界の中で長年許容されてきた価値観と、いま社会が求める意識とのあいだには大きなギャップがあるように見受けられます。影響力をもつ立場の人々が、これまでの「当たり前」を見直し、被害者の視点を持って発言していただきたいものです。

Contents