ジャニーズ事務所の一連の出来事の中、木村拓哉さんのインスタグラム投稿が炎上しました。
そのコメント中のshow must go onの意味や炎上の経緯、炎上した理由、さらにはSnow Manのラウールくんも実は似たような投稿をしているが炎上していない、それどころか賞賛されているという事実との比較も含めて解説していきます!
木村拓哉(キムタク)インスタ炎上の経緯
- 9月7日、ジャニーズ事務所記者会見
- 9月7日夜、インスタの投稿投稿される
- 9月8日、インスタ投稿が炎上し非難が相次ぐ
- 9月9日昼、インスタの投稿が削除される
木村拓哉さんが
一連のジャニー喜多川による小児性加害に関する報道、そしてジャニーズ事務所の記者会見後にこの投稿がされたことで注目を集めました。
show must go on の意味と元ネタ
The show must go onは英語の慣用句・ことわざで、元々は演劇業界の用語。
誰かの所有物ではなく著名人もしばしば引用する言葉です。
The Show Must Go OnというQueenの楽曲もあるくらいです。
直訳するとショーを続けなくてはいけない、なのですがその意味は「最後までやり遂げなければならない」であり、どんな逆境にあっても計画され、もう始まったものは最後までやり遂げなければならないという意味です。
誰か特定の人物の言葉ではないにせよ、ジャニー喜多川が生前座右の銘として使っていた言葉であり、所属タレントに信念として伝えてきたもの。
そんなわけでshow must go onはジャニーズ事務所に所属しているタレントにとっては社訓のようなもの。
ジャニーズファンもそれを知っているくらいには認知されていた事実なのです。
show must go onはジャニー喜多川のオリジナルの言葉ではなく、英語圏で使われる慣用句であると木村拓哉さんに他意はなかったと擁護する意見もみられます。
ですが、ジャニー喜多川がモットーとして使っていたのは周知の事実であり、その所属タレントがその言葉を使えば単なる慣用句として引用したわけではないと思われて当然です。
ジャニー喜多川による長年の犯罪行為が明るみに出て、多くの被害者がいるこの状況で、ジャニー喜多川を尊敬し支持するような発言をするのは不適切極まりなく、事態の重さを軽視している、とみられて不思議はないわけです。
木村拓哉(キムタク)のインスタ投稿に対する世間の反応
キムさん、Show must go onの意味よくわかってなさそう
Twitter
とりあえず何となくカッコよさげだからインスタに載せてみたら、めちゃくちゃ批判されだして、自分の思うような反応無かったから消してそう
キムタクがここでShow must go onを使ったのは不適切どころか、あちら側の意識として見ればあまりにも的確なんだよ。 ジャニー喜多川の座右の銘である 裏側の汚いものを隠して客には美しい夢を見続けさせるという意味 まさに事件の本質。 それだけに背筋が寒くなるとしか言いようがないのだ。
Twitter
キムタクがインスタに上げたShow must go onって「意味深なこと言っとけば熱心なファンが勝手に都合よく解釈して持ち上げてくれるのを狙ってる」って言われてたじゃん
Twitter
アレ「ショーを続けるのにゴタゴタに構ってる暇はない」って有耶無耶にして逃げようとするメッセージに見えたのは自分だけだろうか
The show must go on て。
Twitter
ワタクシはQUEENの曲がパッと思い浮かびますが、一般的に”厳しいことがあっても一度幕が上がったら最後までやり遂げる”みたいな意味があって、
例のお方も逆境でも頑張ろうというつもりだったのでしょうが…
なんであんなチャラくキメなきゃならなかったのか、認識甘過ぎ…
キムタク、炎上した投稿を削除したんだ。ダサすぎる。
Twitter
こうなるって予想できなかったんだ。
後輩たちの方がきちんと言葉を発してるよ。
読み取れ!わかるだろ!は通用しない。
キムタク擁護派
木村のインスタ「Show must go on」のなにが悪いのかわからん。これからなにがあっても自分は頑張って仕事を続けるのみって意味じゃないの?それ以上でも以下でもない。被害者を足蹴にしてるわけでもないし自分のファンへの気持ちや覚悟表明的なものならなんの問題があるんだろう?
Twitter
キムタクはたぶん今まで言いたいことずっと言わせてもらえなくて、決断する時はいつも偉い人の言いなりになってきたんだろうなぁ。
Twitter
だからこう言う時にどういうムーブしたら怒られるか、分からないまま大人になっちゃったんだろうね。可哀想に。
キムタクは悪くないよ…
キムタクのインスタ叩かれてる理由よくわからん???みんな深読みしすぎやないん??
Twitter
ラウールもキムタクと似たような投稿をしていた
木村拓哉さんの事務所の後輩にあたる、Snow Manのラウールくんも同時期に似たような投稿をしていたのです。
投稿されたのは9月7日、数枚の画像と投稿文は「Make hay」という英語一文のみ。
という構成としては木村拓哉さんが炎上したインスタ投稿と似ているのですが、ラウールくんは炎上どころか賞賛の嵐でした。
多くを語らず英語の短文で 解釈は読み手に委ねるというセンスと、投稿のタイミングの勇気と決意を感じ ますます大好きになった
Twitter
“Make hay”の意味が【逆境を利用する/好機を物にする】でラウールさんがどっちの意味で使ったのかは分からないけど、言葉選びが痺れるなぁ!
Twitter
⚠︎“Make hay while the sun shines”で好機を物にするの意(Make heyで使われることもある)だそう!
Make hayは、チャンスをモノにする、逆境を利用するといった意味があり、時期的にこのジャニーズ事務所の一件を指していると考えられると思われます。
木村拓哉さんもラウールくんも逆境に負けないという意味的には同じ投稿をしているのですが、木村拓哉さんは批判、ラウールくんは絶賛という真逆の評価でした。
なぜ木村拓哉(キムタク)は炎上したのか
木村拓哉さんのほうが広く一般の知名度が高く、よりアンチに目をつけられやすいというのもあるのかもしれませんが、どうやらそれだけではないようです。
的を射すぎていると話題だった一般の方からのヤフコメを紹介します。残念ながらこのポストは削除されて今は見れないようです。
このコメントが多くの人のモヤモヤを言語化したと評価されているのですが、そうなるとラウールくんが炎上しなかったことの説明がつかない部分があります。
木村拓哉さんが炎上した他の理由もここでまとめてみます。
ラウールくんが絶賛されて木村拓哉さんが批判されたことにより両者を比較すると、今回の炎上の理由が見えてきます。
キムタク炎上の理由1:ジャニー喜多川の引用
第一に、show must go onという言葉がジャニー喜多川のモットーであり、どうやらその引用を木村拓哉さんが今回したということです。
これが自分の言葉だったらまだ炎上しなかったかもしれません。
ジャニー喜多川は犯罪者です。
にもかかわらず彼の言葉を使ったのは、木村拓哉さんにとってその認識がいまだ無いということ。
また、被害の大きさや被害者の気持ちを慮っていないということです。
事態の重さを理解していないからこそ若干ふざけたポーズをした自撮りも平気で載せられる、と。
ラウールくんの投稿はふざけたように見える自撮りがなかった、ジャニー喜多川の引用でなかったことが大きいです。
キムタク炎上の理由2:年相応の対応でない
年相応の対応というのはやはり求められるもので、木村拓哉さんも50歳といい加減いい大人、、、
いい大人が深刻な状況のときにふざけた態度をとるんじゃない、と人々をイラつかせた原因です。
若いと許されることでも歳とると許されないことってありますよね。
また、いくらキムタクといえど50過ぎたオジサン。
オジサンが自撮りばかり投稿しているとキムタクですら痛い、ということです。
自撮りだけではなく、ヤフコメにあったようにこういうときは自分の言葉で自分の考えや意見を伝え真摯に対応すべきであり、相手に都合よく受け取ってもらおうという態度は大人としてどうなのかと思われてしまいます。
一般社会で50歳といったら管理職についててもおかしくなく、そんな立場の人が会社の不祥事にあたりまともに対応もせずカッコつけていたら、、どうでしょう。
(世間の反応の中には木村拓哉さんは元々頭のいいフリをしたバ○だという意見もちらほら、、)
木村拓哉さんは人生の大半をジャニーズ事務所で過ごし、確実にこの一件の当事者なわけですから他人事で知らん顔決め込むのは不誠実と思われて仕方ありません。
キムタク炎上の理由3:もうアイドルではない
すべてを好意的に読み取ってくれるファンに守られた存在ではなくなっているということです。
かつては何を言っても熱烈なファンが好意的に読み取りフォローしてくれていました。そしてそれが反対意見よりも上回っていたため「絶賛」になっていたわけですが、今はそのバランスが逆転してしまったのです。
もう木村拓哉さんは若くてツルツルでイケメンのSMAPのキムタクではありません、、
おそらく本人はまだアイドルの気持ちでいるのかもしれませんが、木村拓哉さんのセルフイメージと他者からみた自分自身が乖離しているのでしょう。
該当のインスタ投稿から削除から特にこの一件に関して木村拓哉さんの動きはなく、何事もなかったかのようにインスタは日々の出来事が更新されています。
だんまり決め込んでみんなが忘れてくれるのを待つのもダサいな、という意見もありますが、、
さてどうなることでしょう。今後の木村拓哉さんの動きが気になりますね。