大胆な発言が世間を騒がせるデヴィ夫人ですが、そもそもデヴィ夫人って何者？と思われる方も多いのではないでしょうか。
お年をめされていても分かる整った目鼻立ちでハーフか外国人のようだし名前も日本人的ではないし、一体、、
家庭の気配がまったくしないセレブだけど家族はいるの？
日本人でありながらその美貌で世界を魅了し、外国の大統領に嫁いだという波乱万丈の人生を送った方だということはご存知でしょうか？
デヴィ夫人の生い立ちから波乱万丈の人生、東洋の真珠とうたわれた美しき若い頃の画像をまとめました。
デヴィ夫人は何人？ハーフ顔はなぜ？
まずデヴィ夫人は現在インドネシア国籍を取得しているので、インドネシア人ということになり本名はラトナ・サリ・デヴィ・スカルノといいます。
インドネシア国籍取得以前は、日本人で旧名は根本七保子（ねもと なおこ）さんといいます。
デヴィ夫人の若い頃の画像をみるに、とても日本人とは思えないような目鼻立ちですよね。
でもデヴィ夫人は東京の西麻布出身、ご両親も日本人の純日本人なんです。
日本人といってもいろんな顔立ちの方がいますし、平井堅さんとか阿部寛さんとか、、
なのでナチュラルに目鼻立ちはっきりしていても、珍しいですがハーフでもなく純日本人ということは不思議ではのかもしれません。
デヴィ夫人はインドネシア大統領の第３夫人！その生い立ちは
そもそもなぜデヴィ夫人はインドネシア国籍に、という話ですが、デヴィ夫人は元インドネシア大統領のスカルノ大統領と結婚しインドネシアで暮らしていたためです。
普通の日本人が外国の大統領と出会って結婚するなんて有り得なすぎるストーリーですよね。
でも実際にあったことで、そのなれそめなどその話に移る前にデヴィ夫人の生い立ちについてまとめます。
貧しかった少女時代からホステス、大統領夫人に
上の画像は女学生時代のデヴィ夫人。少しピンボケているにも関わらず美少女であることがはっきりと分かりますね！
ちなみに「デヴィ夫人の若い頃」で検索すると下記の画像がよく出てくるのですが、こちらは夏純子さんという別人の女優さんだそうです。
東京西麻布で生まれたデヴィ夫人は戦争を経験し福島に疎開したのち、戦後東京に戻り中学に通います。
当時の日本は誰もが貧しく、デヴィ夫人の家族も例外ではありませんでした。
大工だった父親が亡くなり普通の高校進学を諦め、定時制の高校に通いながら昼間は生命保険会社で秘書として働き、さらにわずかな昼休みには喫茶店でアルバイトという多忙な生活を送っていたそう。
それだけでも十分忙しい生活にも関わらず、休日は芸能事務所のエキストラで稼いでいたというだからおどろきです。
そんな生活も変化を迎えたのがデヴィ夫人18歳の時。弟を大学に進学させるためまとまったお金が必要となりました。
当時のデヴィ夫人は高校を退学し会社を辞めて、「ある人のお世話になって」茶道、生け花、日本舞踊などを習い赤坂の有名高級クラブ「コパカバーナ」でホステスとして働くようになります。
海外の要人をもてなす高級クラブだったそうです。
そのクラブで当時のインドネシア大統領に見初められ、19歳のときインドネシアへの開発援助に伴い、東日貿易の秘書としてインドネシアに渡ります。
インドネシアに渡って数年は愛人の1人という立ち位置だったデヴィ夫人ですが、1962年22歳でスカルノ元大統領と正式に結婚し、4人の夫人のうちの第3夫人になりました。
デヴィ夫人には娘がいる、出産と亡命波乱万丈な人生
大統領夫人となったデヴィ夫人、要するにセレブになったわけですから人生安泰かと思いきやそうではありませんでした。
結婚してからたった3年後の1965年、インドネシアで軍事クーデターが勃発します。
スカルノは失脚、スカルノは軟禁状態におかれました。デヴィ夫人は大統領のもとを離れ逃げなくてはいけなくなります。
日本に戻ったデヴィ夫人は1967年27歳で、都内病院にて娘のカリナさんを出産します。
カリナさんは生後6ヶ月でデヴィ夫人に連れられてパリへ移り、デヴィ夫人は30歳のときフランスに亡命します。
その後はヨーロッパで生活を送り、スペインの銀行家と恋に落ちたり、ルイ15世に近い家系だったフランス貴族と婚約したりと恋多き人生を送ります。
そしてインドネシアに戻り事業を興したり、一時ニューヨークへ移住したりしたのち、デヴィ夫人は日本に落ち着き1970年から芸能活動開始して現在に至ります。
娘のカリナさんはオランダ人男性と結婚して、デヴィ夫人にとっての孫にあたるキラン君を出産、海外で生活しています。
キランくんはデヴィ夫人の孫としてテレビ番組に出演したこともあり「イケメン」と話題になったこともあります。
キランくんは英語、フランス語、オランダ語、インドネシア語、日本語、ラテン語の６か国語を話し、15歳で社交界デビューしたセレブ。
サーフィンとスキーが得意なのだそうですよ。
