韓国/日本/アメリカHYBE傘下事務所、所属アーティストまとめ

日本人アーティストが続々と移籍していることでも話題の大企業HYBE（ハイブ）。

本国の韓国のみならず、日本での拡大も止まりませんね。そんな話題のHYBEは実は多数のグループを抱える一つの事務所というよりは傘下事務所を複数持つ巨大企業。

韓国、日本、そしてアメリカのHYBE傘下の事務所、そして各所属アーティスト。年々増え続け複雑になっているHYBEの構造分かりやすくまとめました。

韓国の巨大芸能事務所？HYBEとは？

その仕組みが複雑なため混乱されがちですが、HYBEは芸能事務所ではありません。

HYBEは事務所ではなく「総合エンターテインメント企業」。
アーティストのマネージメントだけではなく、知的財産、不動産、オンラインプラットフォームの管理といった事業をおこなっています。

HYBEを本社としてその中に所属するのがレーベル（ようは事務所）。一般企業で例えるなら親会社と子会社的関係で、事務所どうしは同じマンション内の住人のようなかんじ。

親会社子会社のような関係といっても各レーベルはHYBEとは独立し運営しているので、主従関係はないようです。アイドルグループのPVが公開されるまでHYBEはそのグループの存在を認知していなかったというケースも過去あったくらい、レーベルは自主性をもって運営されているようです。

HYBE傘下事務所一覧

HYBEは韓国本社であるHYBE、アメリカ本社であるHYBE AMERICA、日本本社であるHYBE JAPANの三本社で構成されています。

各国HYBEの傘下にあるレーベル＆所属アーティストはこちらのとおり

HYBE(韓国本社)

• BIGHIT MUSIC
  • BTS
  • TXT
  • LEE HYUN
• BELIFT LAB
  • ENHYPEN
• PLEDIS
  • SEVENTEEN
  • fromis_9
  • BAEKHO MIN HYUN
  • NANA
  • BUMZU
  • YEHANA SUNGYEON
• SOURCE MUSIC
  • LE SSERAFIM
• ADOR
  • NewJeans
• KOZ
  • ZICO
  • DVWM

HYBE JAPAN（日本本社）

• HYBE LABELS JAPAN
  • &TEAM
• NAECO
  • 平手友梨奈

HYBE AMERICA(アメリカ本社)

• ジャスティン・ビーバー
• アリアナ・グランデ

複雑、、！なんでこんなにたくさんあるのか！
図にするとこうなります。

ではここから各傘下事務所に所属するアイドルグループ、アーティストを紹介します！

【韓国】HYBE＆傘下事務所と各所属アーティスト

HYBE(韓国本社)の傘下事務所には今や世界的アーティストとなったBTSやその弟分のTXT、安定人気のセブチや、日本人メンバーがいることでもおなじみのENHYPEN、LE SSERAFIMが所属しています！

BIGHIT MUSIC所属アーティスト

HYBEの始まりとなったBIGHIT（ビッグヒット、通称ビッヒ）の名前を残したレーベル。
BIGHIT創設者のパン・シヒョク氏が代表を務めています。

BTS

世界中に熱狂的なファンを持つBTS。日本でも大人気でアイドル好きなら知らない人はいないでしょう！
BTSの人気がHYBEをここまで大きくしたといっても過言ではありません。

TOMORROW X TOGETHER

TOMORROW X TOGETHER（通称TXT)は偉大なる先輩BTSと同じBIGHITレーベルということで、HYBE所属アーティストなら全員が弟分妹分と言われがちですが、正確に言うならTXTだけが「BTSの弟分」の称号を授かる資格があるとも言われいてます。
BTSと同じ事務所とあってか、その実力とビジュアルの高さはお墨付きです。

BELIFT LAB

BELIFT LAB（通称ビリーフ）は韓国の大手エンタメ企業・CJ ENMとHYBEが共同設立したレーベルです。
グローバル進出を目標としたアイドル育成に注力し、所属グループは世界中のファンから支持されています。

ENHYPEN

サバイバルオーディション番組「I-LAND」で選ばれた7人からなる、グローバルボーイズグループENHYPEN（エンハイプン、エナイプン）。
番組ではBTSがゲスト出演しました。別事務所であってもやはりHYBEのつながりは強いんですね！

日本人メンバーのニキくんがいるということもあり日本のファンも多く、活動拠点は韓国ながら日本でのメディア露出も度々。

PLEDIS

PLEDIS（プレディス）は韓国の大手芸能事務所SMエンターテインメントで、BoAのマネージャーを務めていた代表が独立したレーベルです。

PLEDISは独立したアイドル事務所でしたが、2020年5月に当時のBIG HITエンターテインメントが買収し、現在はHYBE傘下のレーベルとなっています。

SEVENTEEN

日本でも絶大な支持を集めるSEVENTEEN（通称セブチ）。セブチはプレディス時代からの所属アーティストで、HYBE傘下になる前から大変な人気でした。プレディスを背負って事務所と共に大きくなったグループです。

fromis_9

fromis_9（プロミスナイン）は元々「OFF THE RECORDエンターテインメント」に所属していましたが、2021年8月からPLEDISエンターテインメントに移籍し、PLEDISがHYBEに買収されたことでHYBE所属となりました。

fromis_9は日本での露出はほとんどありませんでしたが、2022年にMステに日本の地上波初出演したことが話題になりました。人気グループといえどテレビ出演となると相当なハードルでしょうから、HYBEの力が大きいことを物語ってますね。

SOURCE MUSIC

SOURCE MUSICは2009年にSMエンターテインメントのタレントマネージャーを経て、
H2エンターテインメントの代表を務めた音楽プロデューサーの
ソーサングジンによって設立した会社。

ですが2019年7月に当時のBIG HITエンターテインメントに買収され、
以降HYBE傘下の子会社となりました！

LE SSERAFIM

BTSの妹分が誕生！とデビュー時話題になったLe Sserafim（ルセラフィム）。
期間限定ながら日韓で絶大な人気を集めたIZ*ONEの元メンバーも参加とあって、デビュー時からルセラフィムの人気は約束されたようなものでした。HYBEのヘッドハンティングの強さを感じますね。

ADOR

ADOR（アドア）はSMエンターテインメントで、SHINee、EXO、Red Velvetなどを手掛けたクリエイティブディレクターとしてのミンヒジン氏によってHYBEから設立された会社です。

NewJeans

NewJeans（ニュージーンズ）はHYBE傘下であるものの、「作品制作過程にHYBEの意見は全く取り入れてない」としてADORの代表ミンヒジン氏にプロデュースが任されたアイドルグループです。
2022年7月にデビューして以来、日本でも注目されています。

KOZ

KOZエンターテインメントは、男性アイドルグループBlock BのZICO(ジコ)が2018年11月に設立した個人事務所でした。
2020年11月に当時のBIG HITエンターテインメントが買収し、現在はHYBE傘下のレーベルとなっています。

ZICO

【日本】HYBE＆傘下事務所と各所属アーティスト

HYBE LABELS JAPAN

HYBE LABELS JAPANは、2017年9月にBIG HITエンターテインメントの日本法人として設立した会社です。

&TEAM

サバイバルオーディション番組『＆AUDITION』によって誕生した&TEAM（エンティーム）。
ENHYPENを輩出したオーディション番組にも出演していたメンバーも参加しています。

HYBEの日本法人、かつ別事務所にも関わらずHYBEの先輩アーティストであるBTSのJ-HOPEがゲスト出演したり、エナイプンとコラボしたりと事務所の境界を越えて交流があります。

NAECO

NAECO（ネイコ）は世界市場への進出を支援するHYBEの新法人。
代表は元SMエンターテインメントジャパンのマネジメント本部長のキム・ジョンミン氏で、日本でK-POPブームを導いてきた立役者！東方神起や少女時代•SHINee•NCT127の日本での活動をサポートしていました。

平手友梨奈

NAECO最初のアーティストにスカウトされたのが元欅坂の平手友理奈さん！
今後どんな活動を展開していくのか楽しみですね。

【アメリカ】HYBE所属アーティスト

HYBEが進出しているのは日本だけではありません！
HYBE AMERICA(アメリカ本社)はなんとジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデという大物歌手のマネージメントをしています。

現状アメリカ本社に所属しているのはこの２名のようですが、HYBEの爆進は止まるところを知りませんので今後所属アーティストも増えていきそうですよね。